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都議会での動き「和田堀公園の環境づくりに積極的に取り組む」(建設局長)

平成二十七年九月三十日(水曜日)の第3回定例会にて、和田堀公園の環境保全についての質疑応答があった。

議事録によると、「水質改善を進めている和田堀池と川沿いの斜面をカワセミの生息環境の保全重点地区とすることなどについて、本年八月から地域の方々と検討を始めております。
 今後、その成果を保全管理計画にまとめ、和田堀公園の環境づくりに積極的に取り組む(建設局長)」とのことである。

このなかで、「地域の方々と検討を始めております」とあるが、具体的な内容は、現在のところ本会に何も伝えられていない。ただ、少なくとも、この発言は、本会の度重なる要求に対する応答であり、注視していきたい。とくに保全管理計画は、いつまでに作成され、実施されるのか。野鳥と川と池が全域的にどのように保全されるのか。

以下、平成二十七年東京都議会会議録第十三号〔速報版〕より抜粋

〇九十番(小宮あんり君)

さて、今回のオリンピック・パラリンピックのキーワードの一つに、環境があります。世界中から集まる人々に、緑豊かな美しい東京を見てもらいたい。そのために重要なのが、東京の貴重な自然を守る都立公園です。昨年十二月に発表された東京都長期ビジョンでも、生態系に配慮した都立公園の整備を進めることが掲げられました。
杉並区の和田堀公園には、昭和三十年代につくられた和田堀池があります。地元の方々がひょうたん池と呼んで愛するこの池の水質を守るために、水を循環する設備の改修や池の清掃活動などが行われてきましたが、池の水を常に美しく保つということは簡単なことではありません。また、地元の理解のもと、公園を流れる善福寺川で行われている、水害対策のための河川改修事業においても、周辺環境への配慮が求められています。
 和田堀池は、絶滅危惧種のカワセミが飛来し、希少な植物と多様な生き物を育む貴重な環境です。安全なだけでなく、自然に優しいまちづくりを進める、そうした観点からも、和田堀公園における生物多様性の保全の取り組みについて伺います

〇建設局長(佐野克彦君) 二点のご質問にお答えいたします。

初めに、都立和田堀公園の生物多様性の保全についてでございますが、和田堀公園は、都心では珍しいカワセミやコサギが飛来し、キンランが生息するなど、善福寺川沿いの自然豊かな緑の拠点として、散策や自然観察等で多くの都民に親しまれております。
都は、三十一公園で多様な生物が生息する公園づくりを推進しており、希少な生物等の生息空間を整備保全するため、順次、保全管理計画の策定を進めております。このうち、和田堀公園では、例えば水質改善を進めている和田堀池と川沿いの斜面をカワセミの生息環境の保全重点地区とすることなどについて、本年八月から地域の方々と検討を始めております。
 今後、その成果を保全管理計画にまとめ、和田堀公園の環境づくりに積極的に取り組んでまいります。