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宮下橋上流にひどい悪臭が広がった件

先日、2015年8月28日3時頃 大宮神社境内において、腐ったドブのような悪臭が漂っていた。
その悪臭の発生源は、宮下橋上流の工事現場であった。この件について作業所に確認したところ、

「大雨で現場に堆積したヘドロを回収している」

とのことであった。後日、会員が作業所に確認したところ、護岸施工のために水をせき止めている部分に、川の水が流れ込んでヘドロ(汚泥)が堆積し、それが一定量を超えたために、機械でこそぎ取って汚泥処理場へ運搬するとのことである。(この汚泥は、5mm/H以上の雨のたびに合流式下水道から川に流れ込んだ汚水が腐って堆積したものである。)

作業場に流れ込んだ汚水は、ポンプで川に汲み出しているので作業場の水深は、通常30cm程だというが、これが腐ってヘドロ化するため、定期的にかい出すとのことだ。

悪臭が発生したのは、かい出したヘドロの臭気が空気中に拡散しためだという。

このことから、途中から掘り下げた川が「一時的な汚水プールになる」問題が、すでに現実のものになっていることがわかる。
計画では今後3年以上にわたり、川は400メートルの区間、掘り下げられるという。しかも川は鉄板で覆われているために、夏場は水温が上がりドロが腐敗することになる。

つまり、川を覆う鉄板の下では、川底を掘り下げた部分が他より深くなっていおり、とくに作業場のエリアにヘドロが堆積する一方になるのだよごれた大量の水は、わずかな湧き水では、とても浄化できない。この川の水を和田堀池にポンプで引き入れているのだから、池の水質は、ひとたまりもない。池は、ますます悪化の一途を辿ることになる。

本会は、この新たに発見された汚水プール問題への対策を講じてもらうよう、今後、都建設局に訴えていきたい。本会は、豊かな湧き水を、和田堀池までに誘導して放流してもらうべく、都に訴えている。そうすれば、池は現在よりも浄化されるのではないかいまの設計のまま工事を行うと、せっかくの湧き水は、汚水プール部分に放出するだけになってしてしまう。